拗音ゃゅょの書き方が身につく!教え方のポイントやコツを解説!

国語

拗音「ゃゅょ」の書き方が身につく,教え方のポイントやコツを解説して参ります!

「きゃきゅきょ」も「しゃしゅしょ」も正しく言えるのに,書くことは難しい。

そんな子どもが拗音(ゃゅょ)の書き方を身につける教え方のポイントです。

短い単語を音節を意識して読むことからはじめて,声に出して書いたり見直したりすることを通して拗音の書き方が身につくポイントを分かりやすくお知らせしていきます。

拗音ゃゅょの教え方のコツは?

 

ゃゅょの教え方のポイントその1:1つの音として読む

まずは,「きゃ」でも「しゅ」でも2文字としてではなく,1つの音として読めるようになることが必要です。

その際,気をつけることは,

・短い単語から始める

・手拍子を入れる

・拗音の50音表を読む です。

そうすると,楽しみながら取り組めますので,1つずつ説明します。

・短い単語から始める

はじめは,できるだけ短い単語がいいです。例えば,「おちゃ」とか「きしゃ」とかです。「じゃがいも」など,音が濁っているもの(濁音)は,慣れてきたら入れるといいです。

後回しにした方がいいのは,「きゅうり」とか「ちゅうりっぷ」などです。伸ばす音(長音)やつまる音(促音)などの違う要素が入っていて,混乱しやすいので,拗音(ゃゅょ)の短い単語が書けるようになったあとに,取り組む方がいいと思います。

・手拍子を入れる

例えば,「おもちゃ」だったら,「お・も・ちゃ」と言いながら,●・●・●と手を軽くたたくのです。

読む声に合わせて,手拍子を入れると,1つのまとまりとして意識しやすいようです。

・拗音の50音表を読む

みゃひゃにゃちゃしゃきゃ
みゅひゅにゅちゅしゅきゅ  
みょひょにょちょしょきょ
      
りゃぴゃびゃぢゃじゃぎゃ
りゅぴゅびゅぢゅじゅぎゅ
りょぴょびょぢょじょぎょ

この五十音表を読むときも,「きゃ・きゅ・きょ」と1つのまとまりとして読むことが大切です。 書く前に読めるようになっていると,あとがとってもスムーズです。

ゃゅょの教え方のポイントその2:声に出して書く

書くときも声に出して読みながら進めます。

はじめに,お手本を見て「で・ん・しゃ」と読みます。

次に,「で・ん・しゃ」と声に出しながら書いていきます。

この時の「しゃ」は,音は1つですが,マス目は2つ分で,分けて書くようにします。

ですから,お手本も「書くときは,お部屋に入れるよ」と,マスに書いてあげるといいです。

ゃゅょの教え方のポイントその3:書いた通りに読む

書いたらチェックするかと思いますが,そのときに,書いた通りに読んで確認します。もし間違っていても,書いた通りに読みます。

ここで,大人が先に読んで見せたり,そこは「しゅじゃなくて,しゃし・やだよ」などと言ったりは,ゆめゆめなさらないでください。

子どもは,間違っていても正しい音で読もうとすることがよくあります。

そのときは,間違ったまま,書いてあるままに,ゆっくり読んであげてください。

できるだけ子ども自身が間違いに気づくことができるようにしてあげてください。

はじめのうち,お互いにイラッとすることがあるかもしれませんが,この先,拗長音や長音,カタカナや漢字などを書いていきます。

書いてある通りに読むという作業を通過することで,自分が書いたものを見直して,手助けなく正しく書くことにつながっていきます。

拗音ゃゅょの教え方まとめ

いかがでしょうか。

拗音(ゃゅょ)を正しく書くことができる教え方のポイントは,

・その1:1つの音として読む

・その2:声に出して書く

・その3:書いた通りに読む です。

根気強く,ていねいに取り組むことをお勧めします。

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